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旅行

2011/09/24

愛媛佐田岬へ

木曜の午後、佐賀関からフェリーで愛媛まで久々の小旅行。九州、四国地方は何とか台風が通り過ぎてくれたので、風は強いが、久々の快晴。愛媛は隣県だが、海を隔ててるので、なかなか行く機会がない。娘が大学を辞めて帰ってくる時に迎えに行って以来久しぶりの四国路だ。一日半の旅程ではあまり足を延ばせないので、ごく近場を散策することにした。

フェリーを降りて向かったのは佐多岬のの突端、四国最西端の灯台。駐車場から灯台までアップダウンの山道30分ほど歩いてたどり着いた。夏に比べれば、日の入りも早くなってるので、少し、焦りながらきつい坂道を上がったり降りたりした。使われなくなったキャンプ場を横目に見ながら灯台までたどり着いた。

           

お天気が良かったので、対岸の佐賀関も良く見える、佐賀関までの距離は30キロ。せっかくなので、四国最西端を記念撮影。日没を気にしながら、またもアップダウンの山道を駐車場までもどる。この日のお宿は佐多岬漁港にある旅館のような民宿。目の前が海で、「3.11のような津波が来たら呑まれちゃうね」と思いながらお宿入り。夕飯はもちろん、豪華海の幸。大分では関サバ、関アジというが、愛媛ではハナサバ、ハナアジという美味しいお刺身。

           

翌日は歴史的な町並みが保存されている内子町へ。古い歴史のある木造の劇場「内子座」年間数回しか使われない劇場と聞いてたが、ちょうどこの日は「鼓童」の公演があり、昼前から人が並んでいたので中を見学することができなかった。町並み保存地区の他にも古いお店があって、ふらりと入ってみると、薬屋さんらしい、人形の番頭さんがいきなり説明をし始めたのでちょっとびっくり!この地域は木蝋の輸出で財を成したらしくて、白壁の土蔵造りの民家が並んで落ち着いた風情のある町並みが美しかった。

        

2011/07/03

霧の六甲山

翌日は梅雨空が戻ってきて、雨の神戸観光となった。午前中は市内を循環する観光バスに乗って神戸市内の観光名所をバスの中から眺めた。

お昼は六甲山のホテルでジンギスカンのランチ。中年女が2人で昼からジンギスカンというのも一寸変わった風景かもしれない。肉がメインの食事は何年ぶりだろうか。何故わざわざ六甲山まで登ってランチかと言うと、宝塚観劇のセットプランで、このランチか宿泊のセットで申し込まないと宝塚のSS席が手に入らないと言うことだった。

六甲山は結構高い山のようで、急峻な山道をバスに揺られて登った。下界は雨だが山頂は雨と霧で視界ゼロの状態。レストランは展望テラスのようになっているのに窓の外は霧で何も見えなかった。

山のような肉を平らげたあと、少し離れたオルゴールミュージアムに移動した。霧のせいでホントに何も見えなくてバスを降りたは良いが、ミュージアムがどこにあるか分からない。駐車場を辿って行くと突然建物が現れた。(上の写真)小さなものから大きなものまでたくさん展示してある。30分程度のオルゴールの演奏会も行われていた。

思わずカメラに収めたくなる構図のこの人形はなぜここにあるのか?よく分からないけど、パンフレットにも使われていた。右は演奏会で解説をしてくれたお姉さんと後ろは巨大なオルゴール。アコーデオンとドラムもついてる。下のカラフルなハイジの絵が描かれてるのもオルゴールらしい。

1階にはショップもあって、周辺にはバラ園もあるそうだが、霧で何も見えないので今回はあきらめた。

悪天候のおかげで欲張らずにゆっくりとした旅が出来た。私のためにこの旅を企画してくれた友人のUさんありがとう!

2011/07/02

初めての宝塚

娘が就職で神戸に越して3年目になった。引越しの手伝いで行った時に電車の広告やあちこちで、宝塚のポスターを見た。「そっか、ここは宝塚の地元かー」宝塚ミュージカルは一度も見たことが無いので娘が神戸にいる間に見てみたいなぁ〜と漠然と思っていた。宝塚の熱烈なファンの友人に「今度行くとき、私も連れて行ってね」と頼んでいたら、思いがけずその機会が巡ってきた。

友人は、初めて宝塚を見る私のために良い作品と良い客席が取れるよう奔走してくれた。そして、この旅が楽しい旅になるように細かいことまで準備してくれた。友人は若い頃からの宝塚ファンなのでそれはそれは色々と知っていて、この旅は「宝塚初心者のためのプライベートガイド付ツアー」と言ったところだ。今回の作品は「ファントム」オペラ座の怪人の話で、数年前にも別の組で上演されたそうで、その時の役者の演技との違いなども後で教えてくれた。流石筋金入りの宝塚ファンだ!

上の写真は宝塚劇場の外観。私たちの席は1階の前から7列目の中央だったので、役者の顔がとてもよく見えた!こんな席を取るのはファンクラブにでも入ってなければ取れないそうだが、そこが筋金入りのファンは色々な手立てを尽くしてこの席を確保するのだからすごい!ドラマあり、歌あり、踊りあり、美しい衣装あり、美しい役者たち。ひと時夢の世界に浸れた。

友人が言うには昔はこの辺は田舎だったので都会に住むファンはここを「ムラ」と言っていたそうだ。

劇場内のお土産売り場で見つけた宝塚人形焼き。舞台の華やかさに比べて地味で田舎くさい感じのするお土産が「ムラ」のイメージに重なったので買ってみた。

劇場の横には小さな英国式庭園があって、昼下がりの蒸し暑い時間だったが散策してみた。

そして、出口近くで手塚治虫記念館を見つけたが、この数日は展示替えのため休館になっていた。残念。

この後、元町まで足を伸ばし中華街でえびワンタンラーメンを食べた。