雑記帖

日々の出来事

2018/07/15

ローマその穴から見えたものは

ヴァチカン博物館の見学を終えた２人とコロッセオで落ち合うことになった。その日はシスティーナ礼拝堂で何かがあるので一般の見学はできないという。ここまで来てあのミケランジェロの天井画「最後の審判」を見れなかったなんてかわいそうな２人！

”コロッセオに着いたよ”とガイドのルイジアから連絡がはいって、フォロロマーのをゆっくり見てた私達もコロッセオに向かった。ルイジアが私達を見つけるなり、”大変！私が電話してる間に２人の姿が見えなくなった！”この観光客がごった返すなかで小さな２人を見つけるなんて大変！ちょっと青ざめて、そこらを探していると、涼しい顔して戻って来た2人。凱旋門の写真を撮りに行ってたというのだ。

そして、ローカルガイドのルイジアと記念撮影。

地下鉄で移動してランチに。ガイドが３０年前に住んでた時によく行ったお店とか。（前菜又は２番の料理のページで紹介）二人が「せっかくここまで来たんだから、スペイン広場とトレビの泉と真実の口にも行きたい」と言い出した。「あれ、ヴァチカンだけ行けばよかったんじゃないの？人いっぱいいるよ！予定変更は追加料金だよ（笑）」と私。「わかりました。行きましょう！私がどんなに親切なガイドか日本に帰ったら宣伝してね。」とガイド。また、迷子になったらやだな、とガイドにしがみついて歩いてみると、あっと言う間にスペイン階段が目の前に現れた。スペイン広場もトレビの泉も近かったんだ。

翌日、ナポリ方面に向かうため車で移動する途中で真実の口に立ち寄った。ひなびた教会なのにここで記念写真を撮るためだけに観光客は行列をする。「シャッターは１回だけです」と必ず言われる。ガイドからは、「車が停められない、ここで待つからすぐに戻って」と言われたので、証拠写真は横から柵越しに撮った。

それから、少し静かなたたずまいの場所に移動した。「ここは、ローマのなかでも高級住宅街です。静かでしょ？ここで降りてあそこを見てきて」高校生が数人塀にへばりついて何かをしている。近づいてみると。鉄扉の門の鍵穴を覗き込んでいる。いったい、これは何？覗いてみると、緑のアーチの先にサン・ピエトロ大聖堂が！残念ながら、写真には映らなかった。

そして次の目的地カステッラマレ・ディ・スタビアへ移動した。

＊写真はクリックすると大きくなります。

雑記帖