職業柄４０代あたりから、常時腰痛に悩まされるようになりました。５０代半ば頃整形外科で腰椎脊柱管狭窄症と診断され体重を落とし、腹筋と背筋を鍛えれば、重症化は避けられるとのことで、その後３〜４年間、腰痛に良いと薦められるものを試してみましたが長続きしませんでした。
腰痛のせいで好きなゴルフの練習も億劫になり、再度診断を受けて手術の是非を医者に検討してもらおうかと思っていた今年夏頃、コミュニティー広報紙でヨガ教室の案内を見ました。
体の柔軟性に欠ける私にはヨガは不向きな運動であると思っていて興味もなかったのですが、何か筋肉を動かさない事には始まらないと考え、問い合わせをしました。ヨガの効果が腰痛改善になるのかは分からないが、初心者コースの体験参加を募集しているので、試しに一度体験してみたらどうかと、お誘いがありました。
初めて参加したヨガ体験は、体中の筋肉が引きつったように感じられました。ほんの一時間足らずの時間でしたが、呼吸困難と体から絞り出されたかの様な汗に驚くと共に、一週間は筋肉痛で動けないだろうと正直思いました。事実３〜４日は体中が筋肉痛で、腰痛はお陰で普段より軽く感じたほどです。とにかく一週間後に行くには、筋肉のストレッチをしないことには、参加は無理だと思い、以前にやっていたストレッチを毎日欠かさず行いました。このようにしながら、平均すると隔週のペースで３ヶ月間、教室に通いました。
現在に至っても、完全なポーズは出来ませんし、呼吸も続きませんが、前屈の姿勢は楽に出来るようになり、腰痛も少しは軽減しているように感じます。体重が２キロ減って、ベルトの穴の位置が３センチ短くなったこと、毎日ストレッチを続けている事が、一番の影響だと思われます。
このような状態ですので、ヨガが腰痛改善に効果があるかどうかは、まったく不明ですが、自分の筋肉を動かすことで、これ以上の汗をかくような他の運動が現在の自分には出来ないと思うので、当分は教室通いを続けようと思っています。伊澤先生からは、腰に無理な負担が掛からないように、その都度、注意深く適切なアドバイスをしていただいているので安心してやっています。
（男性・50代）