7月最後の日曜日は暑い日差しを避けて森の中を歩ける男池〜平治岳ルートを行く。
登山口近くには「男池」という湧き水もあるので、涼を求めて訪れる人も多く、ミヤマキリシマの季節には行列ができるほどの登山者がいるらしいが、全く人がいない。
森の中だから涼しいだろうと思っていたが、そうでもなかった。登山口からたったの800Mなのだが、途中にあった湧き水「かくし水」がなんとも気持ちが良かった。
「ソババッケ」と呼ばれる意味不明の場所は第一の分岐点、山の谷間に当たる。きっと大雨の後ならぬかるんで通れないだろう。そこから先が沢なのか登山道なのか分からないくらいのがれ場でとても歩きづらく疲労した。
樹林帯を抜けたところが「大戸越」、これは「おおとごし」ではなく「うとんこし」と読むらしい。第二の分岐点で、この場所からくじゅう連山が一望できるのだが、残念なことにガスがかかっていて、三俣山と硫黄山が見えるくらい、眼下には坊ガツルを見るこができる。
平治岳の山頂へはミヤマキリシマをかき分けながら進む。花の時期が過ぎているのでちょっと殺風景だが、夏花やアサギマダラが出迎えてくれた。
*動画に使わせてもらったBGMは
「雨のしずく」written by table_1さんhttp://dova-s.jp/bgm/play4938.html
「under the sky」written by Isseiさんhttp://dova-s.jp/bgm/play4919.html