Home > 雑記帖 > アシュタンガヨガ 嗚呼!腕立て伏せ 初体験
アシュタンガヨガを始めたいと思ってる人でも、「それがシンドイ」と思うのは、チャトランガだろう。初体験では全身筋肉痛の洗礼を受けるが、特にキツイのは肩や腕の周辺だ。女性はよほどのスポーツをしてない限り腕立て伏せをすいすいとこなせる人はいない。私自身も初体験の日、スーリアナマスカラBでダウンしてもうそれ以上腕を動かすことができなかった。帰りのバスのチケットを買うのにお財布からお金を引き出すのに苦労した。
若い頃にスポーツをしてたわけでもないので、自慢じゃないが腕立て伏せは一度もできなかった。それでも、アシュタンガヨガの不思議な魅力にとりつかれて練習を続けようと思った。
初体験のその日から体が痛くて痛くて、翌日も、翌々日も痛くて体が自由に動かせない。この痛みは永遠に続くのではないか、と思ったくらいだ。3日目も痛かった。頭をクリアにして考えてみると、これはただの筋肉痛なので、もしかしたら動かしたら痛みが無くなるかもしれない。単純にそう考えて、腕立て伏せを1回試みた、やっぱりできない。翌日も1回やったみた。一週間同じことを繰り返して、腕立て伏せが1回できるようになった。私の中ではこれは大事件だ!
そして、2回を一週間、3回を一週間と徐々に回数を増やしていった。筋力の無い人には少しずつを積み重ねる方が無理がないし効果的だ。アサナの流れと呼吸のタイミングが分からなくても、それくらいの練習は自分だけでもできる。
アシュタンガヨガをやりたいと私のところに来た人には、腕立て伏せ、1日1回でいいから、次のレッスンまで、毎日しておいで、と伝えてる。超えなければならないハードルは低いほうが気が楽でよい。でも継続は力なり。
この季節になると、体験レッスンの申し込みが毎週のようにある。今日も問い合わせの電話がかかった。「アシュタンガヨガをしてみたいのですが・・・」去年も結構体験の人が来た。でも、二度目、三度目の人はなかなかいない。ケン先生がテレビに出たり、名の知れたモデルや女優がアシュタンガヨガをやってるということを知ってか知らないでか、興味を持つ人も増えてるのだろう。
たった一度きりのレッスンでは何も伝えられない。しんどい思いをしてレッスンして数日間は筋肉痛で体が思うように動かせない。そんな体験をわざわざしてもらうのも気の毒だ。だから、今日の人にも「想像以上にきついから、やめといたほうがいいですよ。」と言った。
アシュタンガヨガは誰でもやってよいのだが、ヨガ的な考え方からすれば、人と比べることは必要ないのだから、レベルの高い低いという評価もしなくてよい。ただ、はっきり言えることは、初めの頃は身体的にかなりきついということを覚悟しておいた方がよい。始めたばかりの人は必ず全身筋肉痛の洗礼を受ける。
私もその全身筋肉痛の洗礼を受けた。(笑)
数年前、たまたま東京のIYCでインストラクター養成講座を受ける機会に恵まれ、ケン・ハラクマ先生と福岡のヨーコ先生と出会うことが出来た。 私の暮らしてる大分市にはアシュタンガヨガを教えるスタジオはなかった。福岡のヨーコ先生のところで「初めての人のアシュタンガヨガWS」があることを知り、参加した。WSが午後からなので、先生から「せっかく遠くからいらっしゃるのだから、午前中のレッスンもついでに受けてみたら」と誘っていただき、午前と午後参加することにした。午前のレッスンはハーフプライマリーのレッドクラス。
※ハーフプライマリーとは、アシュタンガヨガ初級シリーズの半分までのプログラムのこと、といっても、アサナの数と時間はフルのは3分の2はある。レッドクラスとは、先生のガイドに合わせてどんどん体を動かしていく方法。
先生から「聞こえるところだけ復唱して オームー、ヴァンデー・・・・・・・」と聞き取れない言葉で始まって、それが終わると「インヘルで息を吸って、エクスヘルで息を吐いて、ポーズは前の人と隣の人の真似してね」と言われて、「エーカム インヘル、ドゥヴェ エクスヘル・・・」全く聞き取れないサンスクリット語と英語の混ざったガイドで始まった。スリヤナマスカラBまで行った時点でほとんど腕が動かせない状態に・・・まだ続くの?と思いながら、自分がどんな風に体を動かしていたのかわからなかった。「体がきつかったら休んで見てていいわよ」といわれ、休みながらもフィニッシングまでこぎつけた。
今まで使ったことの無い筋肉を使い経験したことの無い筋肉痛が3〜4日続いた。体はすごく痛くて疲れてたのに、ものすごい達成感も味わえた。今まで自分が習ってきたヨガとは全く違う方法論やインドで行われている練習方法をそのまま日本で伝えていることに驚きと感動を覚えた。
これが私のアシュタンガヨガ初体験。