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日々の出来事

2013/07/06

”ブラック企業”てなんですか?

先日レッスン後のティータイムで、参議院選挙に自民党からワタミの会長が出ると言う話しになった。最近よく耳にする「ブラック企業」のNo.1企業の会長が国会議員になったら、企業には有利で働く人には不利な法律がどんどん通ってしまうんではないか、そんな話しをした。Facebookでもワタミで過労自殺した娘さんのお父さんが自民党本部に抗議してる写真が載っていた。
でもこの話題「ブラック企業」という概念を知ってる人には分かりやすい話しだが、知らない人には分からない話しだった。案の定、若い人に聞いてみると、知らないと答えた。

「ブラック」と聞いてイメージするのは裏社会だが、実際はどんな企業をいうのだろうか?
「ブラック企業大賞」のWEBサイトには次のように書かれている。
ブラック企業とは・・・・@労働法やその他の法令に抵触し、またはその可能性があるグレーゾーンな条件での労働を、意図的・恣意的に従業員に強いている企業、Aパワーハラスメントなどの暴力的強制を常套手段として従業員に強いる体質を持つ企業や法人(学校法人、社会福祉法人、官公庁や公営企業、医療機関なども含む)
【ブラック企業を見極める指標】
●長時間労働
●セクハラ・パワハラ
●いじめ
●長時間過密労働
●低賃金
●コンプライアンス違反
●育休・産休などの制度の不備
●労組への敵対度
●派遣差別
●派遣依存度
●残業代未払い(求人票でウソ)
※ただし多くのブラック企業が上記の問題を複合的に持っているので、判断する際も総合的に判断する。
「ブラック企業大賞」ノミネートの内容には、従業員の過労自殺、過労死、うつ病の発祥など書かれてる。
昨年大賞を受賞したワタミで働いてた女性は厚生労働省が定める過労死ライン(月80 時間の残業)をはるかに上回る月141 時間の残業を強いられ、わずか入社2 カ月で精神疾患と過労自殺に追い込まれた。(詳しくはこのページ

我が子がもしこんな企業で働いてるとしたらゾッとする。教室に来てくれる生徒さんでもこのリストに該当する働き方をしてる人もいる。ただ、働いてる本人は会社が違法な働かせ方をさせてるとは気づいてない場合が多い。そんな会社で働いていればいずれ体を壊したり、将来設計が立てられなくなる。

こんな企業がはびこったら日本の未来は暗くなる。こんな企業の代表が国会議員になったら、働く人の権利を守る法律が変えられるのは目に見えている。働く人の権利も誇りも失われてしまう。後で気づいても遅い。そうなる前に、ちゃんと考え行動しよう。それは”選挙に行ってそうじゃない人に投票する”ことだ。

2013/07/01

大気汚染のまとめ

7月に入った。今年も半年過ぎて行った。年をとるのが年々早くなって来た。今年の前半は大気汚染に悩まされた。1月中旬散歩をしたあとに喉の痛みから風邪をひいた。今年は喉を痛くした人が多かったのは大気汚染との関係をもあるのではなかろうか・・・。そう疑い始めると外に出る時は必ず気休めのマスクが手放せなくなる。毎日大気汚染予測を確認し、「非常に多い」日には外出を控え、「やや多い」日もなるべく出かけない、「少ない」日でもマスクは必ず持って出る。そんな日が6月中旬まで続いた。「中国からの大気汚染は6月まで続く」と言うエアロゾル予測は大方当たっていた。早くやって来た台風が空を奇麗にしてくれたので、最近は気持ちがよい。

檜花粉飛散がおさまった5月中旬から定点観測で判田川の土手から東の九六位山を撮影した。空気が奇麗か汚いかでこんなにも見え方が違うのかと思う。

7月になったらもう安心、と言う訳でもなさそうだ。大気エアロゾル予測ではまたも飛来の日はあるらしい。
あぁーきれいな空気のもとで暮らしたい!

     

     

     

2013/01/31

隣の国の大気汚染が!

ついに来た!このことが日本のニュースでも取り上げられ健康上の被害があることが伝えられた。数年前から黄砂が飛来する日は杉花粉よりも症状がひどいと感じていた。花粉症で鼻や目の粘膜が敏感な私は異物が来るとすぐに反応してしまうので、(玄関を出たとたんに目が痒く、くしゃみが出始める)直ぐに分かる。そして、昔は気にならなかった黄砂の日に特に酷くなることに気づいた。もしかして、黄砂に中国の大気汚染物質が付着してるのではないだろうか?そう思っていたが、今朝のニュースの特集では黄砂の時期は大変なことになると言っていた。

今日の大分県は快晴、春を思わせる暖かい陽気でまるで春霞がかかったような空だ。直ぐ近くの山が白く霞に覆わたような見え方だ。この霞のようなものが例の汚染物質なのか?中国では昼間もスモッグに覆われライトを付けないと前が見えないとか。報道によると「大気汚染物質の一つで、直径2・5マイクロ・メートル(1マイクロは100万分の1)以下の微粒子状物質「PM2・5」。吸い込むと肺の奥まで入り込み、肺がんなど呼吸器や循環器の疾患の原因になる可能性がある。」隣の韓国でもかなり酷い汚染が観測されたらしく、日本の環境基準を5〜6倍上回る数値だったとかで、その汚れた空気が西日本中心に流れて来ているということだ。今夜のローカルニュースなにも取り上げてない、大丈夫か?

今、中国は経済成長の真っ只中で国民の健康を犠牲にしてでも成長を成し遂げようとしている。日本でかつて公害の犠牲者がでたように、そうならなければ気づかないのか?ともかく、隣国の私たちは自分で身を守るしかない。大気エアロゾル予測を参考に飛来が多いと予測される日の外出や戸外での活動は避けた方が良さそうだ。

2013/01/10

若者よ!大丈夫か?

Aさんの友人の骨粗鬆症の話しを聞いて翌日のクラスでそのことを伝えることにした。体の内側の変化は病気が発症しなければ気がつかないのだから、数十年先にならないと結果がわからない。だから、若い人たちにきちんと伝える、情報を持ってない人には伝える、それが長く生きてるものの努めだ。

レッスンが終わりお茶を飲みながらくだんの話しをすると、「今の女子高生のお昼はひどいものですよ!」と切り出す人がいた。お昼ご飯をちゃんと食べずにお菓子を一箱、友達の付き合いダイエットで昼食を抜かす、そんな女子高生が増えているという。何度も指導するが聞かないそうだ(この方は高校の先生だそうです)。スカートも短くしてるので「腰を冷やすからダメよ」と言っても聞かない。彼女たちの10年後20年後が本当に心配だ。

若い人たちがそんな行動をとるのも大人社会の責任もあるだろう。スイーツの情報は山のようにあふれている、等身大のアイドルは超ミニスカートを履いている、何かというとダイエット情報があふれている。そんななかで、女性の体が生涯でどのように変化していくか正しく理解できる情報は伝わりにくいものだ。

でも、私たち大人は彼女たちよりも多くを経験しているのだから正しい情報を伝える努力をしなければならないだろう。大事なことは、しつこくうるさいくらい言い続けよう。

2013/01/07

えっ!骨粗鬆症?

私のスタジオも5年が過ぎて、様々な世代の人が来てくれるようになった。健康、癒し、ストレス解消、美容それぞれ目的は違うが人の動きが増えると情報量も増えてくる。昨年印象に残った情報で、これは伝えなければ!と言うことを幾つか書いてみよう。

育休中から通い始めて数年になるAさんの友人のはなし。その友人が骨粗鬆症になって点滴を週に何度かしてるという。なんでも、検診でひっかかって、精密検査を受けたところ骨がスカスカになっているので飲み薬を処方されたのだが、飲み薬では吸収されず、点滴に切り替えたらしい。

骨粗鬆症といえば、おばあさんがつまずいて骨折して寝たきりになるなど、老人の病気と思っていたし、女性は閉経後になりやすいとは聞いてたので、中年以後の女性は特に気をつけないといけない。しかし、数年前に子どもを産むような世代でそんなことになるとは、驚き!!Aさん曰く、学生時代から彼女のお昼ご飯は菓子パンかお菓子だった。

そういえば、子どもの頃、私の母は「砂糖を取りすぎると骨がとけるから、甘いものを食べ過ぎてはいけない」とよく言っていた。最近では「糖分の取り過ぎによる糖化」で骨や血管がもろくなり老化が進むことが分かってきた。飽食の日本では健康を考えて食事をすることが難しい人たちも多い。特に若い人たちは体のことを考えて食事をしているのか?自分子どもをみててかなり気にかかる。私が育った頃は質素だがきちんとした食事を取っていたので健康だけが取り柄のような体になった、母のおかげです。

Aさんの友人が教えたくれたこと。若いときからの積み重ねが10年後20年後の自分になる。食べたものが自分の体を作る。若い人、成長過程の人には食事に気をつけてもらいたい。三食きちんとバランスのとれた食事をしてほしい。