大分県では昨日から豪雨が続いて、県西北部では川が氾濫して大変な被害が出たそうです。被害に遭われた皆さんにはお見舞いを申し上げます。
さて、こんな雨が降るので子連れママたちはレッスンに来れるのだろうか?と思いながら会場に行ってみましたが、この前の倍来てました。倍居るのにこの前より狭い部屋、湿気が多くてムンムンするけど、「大丈夫、これくらいの方が体がすぐ柔らかくなるし、熱中症になるほど気温は高くない」とレッスン開始。
今日のポーズは、「体側を伸ばすポーズ」。
<ポイント>
前方に伸ばした手と後ろに伸びた足がそれぞれ、反対方向に力を向けるので背骨と体側が気持ち良く伸びるポーズです。伸びてる手と足が一直線を描くイメージで行います。
足の幅も広くとるので股関節も柔軟になります。
<細かい注意>
前に出した(手と手の間)脚は、膝の角度を90度にします。脛が床から垂直、踝の上に膝がある状態です。鋭角にすると膝を痛めることがあるので注意しましょう。前の足と後ろの足の距離が膝の角度を決めます。
おへそを横に向けます、下を向かないように。
重心が前に偏らないように後ろに伸ばした足でしっかりマットを押します。斜め前方に伸ばした手は更に伸ばし、体側、背骨が伸びるのを感じます。
今日始めて参加した人からは「呼吸が乱れてしまう」と感想がでてました。
今日は呼吸もポーズも出来なくてもいいんです。初めてのことをするのですから「出来なくて当然」と思ってる方がいいです。動きに慣れてくれば呼吸も乱れなくなります。慣れるまでは、呼吸が気持ち良くできる範囲で体を動かしましょう。
今日の子連れヨガサークルは太陽礼拝とスタンディングポーズの1つ目「三角のポーズ」を練習しました。 ポーズの詳細は紹介のページを参照してくださいね。
今日のレッスンのポイントは
ダウンンドッグからポーズに移行します。前に出した足(すね)に同じ側の手を添えます。その時におへそが下を向かないように、おへそは横を向くようにします。股関節廻りが硬くておへそが横を向きにくい人は手を添える位置を少し上にしましょう。
重心が前に行き過ぎないこと。頭を下げた状態になると頭が有る方に重心がいきがちで不安定になります。後ろ側の足でしっかりマットを押して、真ん中に重心が来るようにしましょう。
上に伸ばした手は肩関節が後ろ側に反りすぎないように、下の手と上の手が一直線になるイメージで天井に向けて伸ばします。目線は伸ばした指先に向けます。
今日は何度も練習をしました。みなさん、「ここが痛い、あっちが痛い、左が痛い、右が痛い」と言ってました。人によって痛い場所が違います。また、左右でも違いが有ります。それぞれ、体の状態が違うので当然です。ヨガのポーズは普段使わない筋肉を使いますから、痛いことも有ると思います。その時こそ自分と向き合うチャンスです。しっかりと自分と向き合って練習していきましょう。ただし、痛くし過ぎないように注意してください。
スタンディングポーズは股関節を動かすので周辺の筋肉をほぐしてから行うと楽に行えます。仰向けで股関節をゆっくりまわす動作を片脚づつ行いましょう。お風呂上がりや寝る前など毎日の生活に位置づけてみると良いかもしれませんね。
前回参加したみなさんヨガは初めてだったそうで、3日間筋肉痛になったそうですが、頑張った証拠です。今回も多少有るかもしれませんが、少し楽だと思います。(笑)
子育て中のママたちの「子どもが居るけど、ヨガやりたい」と言う声にお応えして、出張レッスンに行きました。乳幼児を連れたママとのレッスンは数年ぶり、久々に赤ちゃんをあやしながらレッスンしました。
ヨガは初めての人ばかりなので、今日のレッスンのポイントをメモ書きします。
まず、自分の体の状態を確認します。腰をマットに下ろし、脚を前に伸ばし、腰、背骨、首、頭が床から垂直になっているか、イメージします。これは座位の前屈準備です。その状態で手を前に伸ばしてつま先をつかみます。つかめた人、つかめなかった人半々くらいでしたね。悲観しなくても良いですよ。これが、今の自分の後ろ側の筋肉の状態です。
後ろ側が硬い人はダウンドッグ(下を向く犬のポーズ)の時がちょっときつく感じるので、後ろの筋肉が少しほぐれるマッサージをしました。このマッサージは通常のレッスンではしないので自宅で時間のある時にすると良いです。今日は時間の関係で簡単に足裏土踏まずを自分のかかとで体重をかける方法をしました。時間がある場合は足指からほぐし土踏まず、アキレス腱、ふくらはぎ、膝裏、太ももと心臓から遠い方から上に向かって、じっくり揉みほぐすと良いです。血行が良くなるので、冷え性の人にはおすすめです。
今日覚えてもらったのは、「太陽礼拝」です。
動きの中心になる「ダウンドッグ(下をむく犬のポーズ)」について詳しく解説しました。
手のひらを広げて肩幅にマットにつけて、手のひら全体を使ってマットを押します。腰は高く上げ、背中を真っすぐにします。首に負担をかけないように頭は下げます。膝は伸ばして踵をマットに押し付けます。
{重要ポイント}後ろ側が硬い人は膝裏やふくらはぎなどが痛いので緩和措置として膝を少し曲げる、踵を少し持ち上げるなどして、痛くならないようにしましょう。
「太陽礼拝」は幾つかのポーズを連続して行うので、動きに慣れるまでは大変かもしれませんが、呼吸と動きが連動するようになるととても気持ちよく動けます。
ヨガをするときの約束。呼吸をする(鼻からすって鼻から吐きます)。息を止めない。ポーズは痛くなるまでしない(けがをしないように)。人と比べない(自分と向き合って)。楽しく練習を続けましょう。