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日々の出来事

2015/01/19

長者原から坊がつる

昨年7月から山に行き始めて、8月、9月、11月、12月と行った。最初の登山のことは昨年のページに書いたが、その続き。新緑、花、紅葉、雪景色、山は季節ごとに違う顔を見せてくれる。行ってみて、次はどんな花に出会える?どんな景色に出会える?そう思うと、しんどい思いをしながらも、また山に登りたくなる。

8月はお盆で帰省した娘を無理矢理誘って、長者原から坊がつるをめざした。初心者ばかりなので、これが無難なコース。

マツムシソウ8月の雨ヶ池にて朝、大分市内は曇りだったが、長者原に着いたとたんに雨が降り出した。夏でも高原の雨は冷たい。ビジターセンターでしばらく様子をうかがっていたが、雨がやみそうな気配だったので、カッパを着て出発。ドロドロの山道をカッパの裾をめくり上げながらすすむ。険しい山道ではないが、足下が悪いのはとても疲れる。途中で雨が止んだので、花をみたり、写真を撮る余裕もできた。雨ヶ池には季節毎の植物を示す案内もある。丁度、マツムシソウの時期にあたり、可愛い花を見ることが出来た。

坊がつるは、久住連山の谷にあたりいくつかの峠をこえなければならない。道案内で現在地を確認しながら、もうひと頑張り、もうひと頑張りと自分に言い聞かせながら歩いた。 峠から坊がつるが見えたとき、やった!もうすぐだ!これが「人皆花に酔う時も〜♪」と歌われた坊がつる!

帰りも雨にふられた。二度目の登山も雨にたたられた・・・。

余談だが、「坊がつる讃歌」はその昔、芹洋子が歌って全国に知られた。つい最近まで、この地を歌った歌とは知らなかった。九州大学山岳部の若者達が作った歌ということだ。

※このショートムービーで使わせてもらったBGMはこちら
⇒日々と泉 かずち http://dova-s.jp/bgm/play2605.html
⇒ 木漏れ日 スエノブ http://dova-s.jp/bgm/play2537.html
⇒ 休息の時 Unish http://dova-s.jp/bgm/play2569.html