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日々の出来事

2018/04/01

南イタリアでワラビ見つけた!

山歩きをするようになって、山友から山菜摘みも教えてもらい春になるとどこの山にワラビがあるとかゼンマイがあるとか気になるようになった。

今回訪れたナポリから少し南にあるカステッランマーレ・ディ・スタービア(Castellammare_Di_Stabia)のアグリツーリズモは山の中なのでどんな野草に出会えるか楽しみだった。アグリの敷地は山の斜面にオリーブの木が植えられ、ミツバチの巣がおかれ、ニワトリ小屋があり、別の斜面にはオレンジやレモンや小さな野菜畑などが作られていた。

敷地内を散歩してみるとありました!ワラビ!でも日本のそれよりかなり大きい。触ってみると結構硬い。イタリア人は食べないかな(笑)
これ、見たことあるなちょっと丸の形が違うみたいだけど蕗かな?と手がかりは花、既に枯れているがフキノトウのたけった時と同ようだった。
イタリア料理にはよく使われるフェンネル、多分香りが同じ、そこらじゅうに生えている。
この時期原っぱでたくさん見るかわいい花を咲かせるデージーの原種かな。
      

大きな木の先に残った黒い実、なんの木か気になった。「ねえ、これなんだろう?」と一緒にいた友が指差した先にあったのは、なんとクルミ!いや〜こんなところで生クルミに出会えるなんて感激!日本の山クルミよりも少し長い、でもからはやはり硬そう。枝ぶりも日本のとは少し違う感じ。この木はこの辺りの道路を走ってる時にたくさん見かけた。たくさん生産されてるんだろうな。

そして、そして、下を見て歩いてたらまたもや実を発見!えっ!どんぐりじゃないみたい?拾い上げてみると、なんと!ヘーゼルナッツではないですか!えっ!どの木に生ってるの?あたりを見ても木らしいものはこのか細い木だけ。じゃあ、きっとこの木がヘーゼルナッツの木なのね。今度は実がなってる時に見てみたい。

そして、さらに南東に移動したマテーラの植物。実をつけたままの野生のイチジク、菜の花に似た黄色い花。この時期山に小さな白い花の群生を見せてくれるその正体は白い山桜。そして、Festa della Donna女性の日(3月8日国際女性デー)にはイタリアじゅうで女性にプレゼントされるミモザの花が満開だった。
      

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