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日々の出来事

2011/04/14

今シーズン初お目見え

ヤモリ家の外水道にかけてあったタオルを持ち上げるとするりと何かが手の中に落ちてきた。「えっ?!」フニャとしてるが硬さも少しある、見るとヤモリだ。「まあ、ヤモリが私の手の中に!」すぐに下にあった植木鉢、カモミールの茂みの中に入ったが、まだ動きが鈍く写真を撮るゆとりも。

毎年暖かくなるとどこからともなくやって来て、必ず台所の流しの外側の窓ガラスに張り付いて虫を取っている。「あっ!今居る」そう思って、外に回ってみるともう姿が見えなくなっている。夏場はとても動きが素早いのに、やはり、まだ今ぐらいの季節はヤモリにとっては動けるほどの気温ではなかったのだろう。

家の周りにいるヤモリ、水辺にいるイモリ、田んぼの水路にいるサンショウウオ、我が家の菜園の果樹と野菜を食べに来る鳥たち、大分に移り住んでたくさんの小さな生き物と出会うことができた。

今年もたくさん虫捕ってちょうだいね!

2011/04/05

タロッコオレンジ

ブラッドオレンジこの真っ赤なオレンジに出会ったのは3年前イタリア旅行の時だった。ホテルの夕食、デザートをナイフで切ってみると、真っ赤な果汁が出てきて、広げるとこんなだった。そこに居た一同「わー!?これ何?」見かけは普通のオレンジなのに何が起きてこんなに真っ赤になってしまったの?ウエイトレスに聞いてみても「それが普通よ」といわんばかりの返事。

日本に帰って友人に土産話をして、もちろん、このオレンジの話もした。一緒にいた友人の一人が「うちにもそのオレンジあるよ」と言う。「何であなたの家にあるの?」「作ってる」「大分県でこんな赤いオレンジ作ってるて聞いたことないんだけど」「うちしか作ってない。もうすぐ出荷するよ」それ以来4月になると、この友人の家からこの赤いオレンジを分けてもらっている。

タロッコオレンジなぜ、このオレンジが友人の家にあるのか。みかんの生産農家でいろいろな種類も手がけてたそうだが、大暴落してみかんではやっていけなくなったため、木を切ってしまったそうだ。切り残した木が偶然にも赤い実のなるタロッコオレンジだったそうだ。

今年は品薄だができは上々と言っていた。先週届いたばかりのタロッコオレンジ。しっかり赤がでている。貴重品なのでお世話になった人や親戚に届けたりしていた。今年はそれをしない。スタジオで売ることにした。売り上げは震災被災者支援に送るつもりでいる。わたしと生徒さんのささやかな気持ち。

2011/04/02

さくら

3月の末になっても一向に春の気配を感じなかったのに、3月31日は昼近くに気温が上がり、気がつくと桜が咲いてた。ここ何年も暖冬続きだったので、3月の後半には桜が満開になって、4月になるころには桜は終わっていたが、今年の冬は珍しく厳しい寒さだったので、梅も桜の遅かった。昨日の暖かさと言ったらなんだ?!というくらい暖かかった。少しほころんだ桜も一気に咲いてしまう。桜が開くとまた、寒が戻って、いわゆる花冷えで開いた桜が冷蔵庫に入った状態で少しの間持ってくれるが、今日明日で一気に開いてしまいそうだ。

今日・明日は花見が多いだろうな。20年来の花粉症では花見は厳禁だが、たまには、花見もしてみたい。写真は昨日(4月1日)大分市明野の住宅街の公園で撮影したが、ここからすぐ近くの高尾山の桜も見事で車でそばを通っただけだったが、それは美しく咲いていた。

桜

大分の桜が終わるころ関西に行くとちょうど見頃になる。去年はヨガの研修で神戸・大阪に行って二度目の桜を見ることができた。東北地方は更に遅くゴールデンウイクーの頃。震災の被災地の皆さんも笑顔で桜が見れるようになるとよいのだが・・・。