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料理

2011/05/3

やっと春がやってきた

暦の上ではもう初夏に入ってしまった。しかし、我が家の年中行事でこれをしないと、春を味わったことにならないと言うこだわりがひとつある。やっと芽吹いた蓬の柔らかい芽を摘んで、草もちを作ること。娘が家にいる頃は、蓬摘みは娘の仕事になっていた。摘んだだけの草もちが食べられる。子どもが幼い頃は、私の役目だったが、それで花粉症を悪化させるのが嫌で、いつの頃からか娘たちの役目になった。

連休で戻ってきた娘たちに「草もちを食べるなら、蓬を摘んでおいで。餡子は準備してあるから」と伝えた。小豆は先週炊いて餡を冷凍しておいた。蓬さえ摘んでくれは、3人がかり分業ですぐに作れる。蓬はすでに育ちあがってかなり葉も硬く灰汁も強いが、茹でて、磨り潰すまでは娘たちの仕事。ここまでの作業が結構大変な作業だ。

団子の粉と上新粉を適当に合わせて水を入れて練って、蒸し器で蒸す。(団子の粉に上新粉をあわせるとべたべたとつきにくくなるので後の作業がしやすくなる)蒸しあがったら、磨り潰した蓬と急いであわせる。生地に蓬が馴染むまで練り合わせる。ここからが、3人分業で急いで、餡を包んで丸める作業。餡子は事前に丸めておくと作業がスムーズにすすむ。

もちを千切る手、餡を包む手、黄な粉を付ける手に分かれて作業する。あっという間に作業は終了。

今年も香りの強い美味しい我が家の春の味、山ほどの草もちが出来あがった。

2011/04/15

ティラミス

ティラミスを食べたいという友人が明日来ることになった。イタリアから取り寄せたマスカルポーネチーズとパヴェジーニの出番だ。イタリア旅行で家庭料理を習い、ついでに簡単にできるデザートとしてティラミスを習った。

お菓子好きの娘たちが県外に行ってからお菓子をつくることも珍しくなった。でも、イタリアの農家で習ったティラミスはとても美味しくて(Buono!)、日本に帰ったらぜひ作りたいと思った。1回分の材料とエスプレッソを買って帰国したが、すでに、ヨガクラスの人たちと一緒に食べた。その話をすると、「私も食べたかった」と何人からも言われたので、どうやって作ろうか〜と思案した。マスカルポーネチーズは雪印が出してるので手に入るが、クリームの間に挟むスポンジのようなビスケットが日本では売ってない。このビスケットがないと口の中でクリームと一緒にトロッと溶けるあの食感が出せない。そこで、イタリアで私のガイドをしてくれたBittoに送ってもらった。

イタリア人はチーズを料理やお菓子にたくさん使うので、パックの企画も大きい。小さい方で250グラムもある。マスカルポーネチーズ250グラムとパヴェジーニ1袋が1回作る分量になるので結構な量ができる。二つの容器に分けて作り、冷凍することにした。食べるときは半解凍で切り分けると切りやすい。

私のイタリア旅行のことは、こちらのFULL ITALIAN SUPPORTのサイトに書いた。そのうち、ティラミスとラザーニャの作り方も書くつもりだ。